LOUVRE - DNP MUSEUM LAB
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アクティビティ情報
「感覚をひらく」イベント vol.4 / 『ファッションデザイナーがアートに出会うとき』

ルーヴル - DNP ミュージアムラボは、美術作品の「見かたが変わる」ことで、「見えかたが変わる」楽しさをより多くの方々に広げるために、アート体験を通じて、鑑賞者それぞれの内面で起こる「感覚がひらく」状態をより多くの方に体験していただくために「感覚をひらく」イベントを開催しています。

展覧会とトークショウをセットで楽しむ第9回展関連イベント
「感覚をひらく」イベント vol.4
坂部 三樹郎(MIKIO SAKABEデザイナー)
堀内 太郎(TARO HORIUCHIデザイナー)
ナビゲーター 西谷 真理子(ファッションジャーナリスト)
『ファッションデザイナーがアートに出会うとき』

現在、五反田のルーヴル - DNP ミュージアムラボでは、スペイン絵画の巨匠ゴヤが描いた1枚の肖像画を鑑賞いただく展覧会、「ゴヤの《青い服の子供》 ルーヴル美術館のスペイン絵画コレクションに入るまで」を開催しています。展示作品の《青い服の子供》は、フランスファッション界の天才イヴ・サン=ローランとそのパートナーのピエール・ベルジェが愛蔵していた作品として知られています。サン=ローランのクリエイションには、この《青い服の子供》をはじめ、自身が収集した数多くのアート作品が影響を及ぼしたと言われています。
今回の感覚をひらくイベントvol.4では、「ファッションデザイナーがアートに出会うとき」と題し、ファッションとアートの関係について、今もっともアートに近いファッションデザイナーをお二人お迎えして、「現代」の視点でトークショーを行います。まず、自身のコレクションではでんぱ組や、Chim↑Pomなどのアーティストとの共演など常に型破りな表現を展開している坂部三樹郎さん(MIKIO SAKABEデザイナー)と、美術に囲まれて育ったという自身の環境から、ごく自然にアートや建築などに対する審美眼を持ち、そぎ落とされ、洗練された洋服づくりが注目されている堀内太郎さん(TARO HORIUCHIデザイナー)です。二人はともにヨーロッパへの留学経験を持ち、西欧文化の歴史に裏打ちされたクリエーティビティを体感し、その経験を表現に生かしている注目の若手デザイナーです。 ナビゲーターは、元ハイファッションの編集者で、昨年オペラシティーギャラリーで開催された「感じる服、考える服」展の企画にも参加されたファッションエディターの西谷真理子さんにお願いし、ファッションデザイナーの制作活動において、アートはどのような存在なのかトークを通して探求してみたいと思います。
(※日本語のみ)

出演者プロフィール
坂部 三樹郎(さかべ みきお)
2006年アントワープ王立芸術アカデミーファッション科首席卒業。07-'08 A/Wコレクションをパリコレクションに プレゼンテーションという形で公式参加。2011年S/S 代々木体育館で現代アーティストChim↑pom とコラボレーションショーを発表。2011年A/W TUTAYA六本木でコレクションと秋葉原アイドルでんぱ組.incのライブを混じえたショーを発表2012年A/Wベルサール渋谷ファーストで行なったショーでは初のメンズコレクションを発表、東京から世界に発信できるあたらしいジェンダーを提案。
MIKIO SAKABE  http://www.mikiosakabe.com
堀内 太郎(ほりうち たろう)
1982年東京生まれ。15歳でイギリスに渡る。ロンドンキングストン大学で写真を専攻。その後、服飾科に進む。2003年アントワープ王立美術アカデミーに入学。2007年同校を主席で卒業。イタリアのコンペティションITSでディーゼル賞を受賞。DIESELとのカプセルコレクションを発表。21_21DESIGN SIGHT 東京ミッドタウン「ヨーロッパで出会った新人達」展参加。2008年渡仏。2009年に帰国後ブランド「TARO HORIUCHI」を立ち上げる。服以外にもジュエリー、家具、アートピースの制作を行っている。
TARO HORIUCHI  http://www.tarohoriuchi.com
西谷 真理子(にしたに まりこ)
1974年文化出版局入社、1980-82年パリ支局勤務。『装苑』『ハイファッション』などに在籍し、副編集長を務める。雑誌休刊後、2010年から'12年6月までハイファッションのウェブマガジンのチーフ・ディレクター。編著に『ファッションは語りはじめた』(フィルムアート社)、『感じる服 考える服:東京ファッションの現在形』(以文社)がある。

ルーヴル – DNPミュージアムラボ 第9回展 / ゴヤの《青い服の子供》 ルーヴル美術館のスペイン絵画コレクションに入るまで
エル・ニーニョ・アスル、青い服の子供
フランシスコ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス
《ルイス=マリア・デ・シストゥエ・イ・マルティネス》
1791年
油彩、カンヴァス
縦118cm、横86cm
パリ、ルーヴル美術館 (RF 2009-5)
© Photo DNP / Philippe Fuzeau
青い服を着て、犬のひもを持つ男の子――スペイン絵画の巨匠、ゴヤが1791年に描いた《青い服の子供》がルーヴル美術館で公開されるようになったのは2009年のこと。それまではほとんど見ることのできない“幻の作品”でした。
モデルはルイス=マリア・デ・シストゥエ。スペイン国王夫妻を名付け親に持ち、後にスペイン独立戦争の英雄となった人物です。この肖像画は彼が2歳8カ月のころに描かれたもの。素朴で簡潔な画面構成の中、衣服の青、帯のばら色などの色調や背景のかすかな光がみずみずしい印象を残します。この絵はシストゥエ家に代々、大切に受け継がれてきましたが、1928年、アメリカの実業家、ジョン・D・ロックフェラーJr. の手に渡りました。1980年代初頭にはファッションデザイナーのイヴ・サン=ローランとピエール・ベルジェの所有となり、イヴ・サン=ローランの死後まもなく、2009年にルーヴル美術館に寄贈されたのです。「ゴヤの《青い服の子供》 ルーヴル美術館のスペイン絵画コレクションに入るまで」は、この作品が美術館のコレクションに加わってから館外で公開される初めての機会です。会場では、作品に描かれたモデルや、かつてこの絵を所有した人々により親しみを感じられるような展示がされています。美術館の研究室を再現したコーナーでは研究者の視点で絵画を科学的に分析し、ゴヤのいくつもの試行錯誤や筆のあとをたどることができます。そして現在、ルーヴル美術館で《青い服の子供》が公開されているスペイン絵画展示室をイメージした空間では、グレコをはじめ、ムリーリョ、ゴヤといったスペイン絵画の巨匠たちについて学びながら、美術館のコレクションが時間をかけて形成されていく様子がわかります。会場の最後にはゴヤとその作品を自分なりに解釈する体験も用意されています。こうして、多彩なアプローチから作品と出会うことができるのです。
画家の手を離れてから、多くの人々の目に触れ、愛されてきた《青い服の子供》。この一枚の絵をさまざまな視点から鑑賞することで、絵とあなただけの特別な関係を築いてください。

  講演会詳細
  日時 2012年9月1日(土)
トークショウ:14:30~16:00(開場14:00)+第9回展特別鑑賞会16:00~閉館18:00
  場所
東京都品川区西五反田3-5-20 DNP五反田ビル1Fホール
・「五反田駅」徒歩6分
 JR山手線(西口)/都営浅草線(A2出口)/東急池上線
・東急目黒線「不動前駅」徒歩7分
アクセスマップ
  定員 100名(満員となり次第締切とさせていただきます)
予約制・参加無料
 
混雑状況により、展示室への入場、各コンテンツのご体験等お待ちいただく場合がございます。予めご了承下さい。

終了しました

問い合わせ先
ルーヴル ‐ DNPミュージアムラボ カスタマーセンター 電話03-5435-0880
※電話受付時間 月~木 11:00-17:00/金 11:00-21:00/土・日 9:00-18:00
※月~金の祝日、年末年始は休み

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