LOUVRE - DNP MUSEUM LAB
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アクティビティ情報
展覧会と映画をセットで楽しむ特別イベント「LAB-CINEMA(ラボ‐シネマ)」 / 『Orphèe - オルフェ -』HDリマスター版

ルーヴル ‐ DNP ミュージアムラボは、美術作品の「見かたが変わる」ことで、「見えかたが変わる」楽しさをより多くの方々に広げるために、<ミュージアムラボの展覧会>と、<ルーヴル美術館およびラボで開催中の展示内容に関連した映画>を一緒にお楽しみいただける特別イベント「LAB-CINEMA」を開催しています。

現在、五反田のルーヴル ‐ DNP ミュージラムラボでは西洋文化・美術の礎のひとつである古代ギリシア美術に焦点をあてた展覧会、「古代ギリシアの名作をめぐって ―― 人 神々 英雄」を開催しています。今回の「LAB-CINEMA(ラボ - シネマ)」では、有名なギリシア神話のひとつオルフェウスの物語をジャン・コクトー流にアレンジした1950年の名画『オルフェ』を、HDリマスター版として復活させて展覧会観覧とセットで上映いたします。

ギリシア神話のオルフェウスの物語をもとにしたジャン・コクトー不朽の名作がHDリマスター版として蘇る。『Orphée  -オルフェ-』 HDリマスター版

オルフェは、時代を代表する最もポピュラーな詩人の1人。詩人達が集う「カフェ・ポエット」では、詩人達の嫉妬を買う存在でもあった。ある日、カフェに詩人セジュストを伴って、王女と呼ばれる女性が現れる。カフェでは、店内は酔っぱらい同士の喧嘩が始まり、喧噪の中でセジュストは、突然現れた謎のオートバイにはねられて死んでしまう。王女は、オルフェに手伝わせて車に死体を乗せ、不思議な空気に満ちた屋敷へ。オルフェを別室で待たせている間に王女はセジュストを生き返らせ、彼と彼をはねた謎の兵隊を伴って、突然鏡の中に消えていく。消えた王女たちの後を追おうと、オルフェは鏡を叩くが、そのまま気を失ってしまう。目が覚めると建物は跡形もなく消えていた。オルフェは妻のユリディスの待つ我家へ帰るのだが、昨夜の不思議な体験と、王女の魔力のために心ここにあらず。次第にオルフェは不可思議な行動を始める。車のラジオから聞える奇妙な暗号に耳を傾け、ユリディスを遠ざけるようになる。夫の心が離れてしまったと悲観したユリディスは、セジュストのように、謎のバイクにはねられ命を落とす。これを知ったオルフェは悲嘆に暮れ、そして、彼女を取り戻そうと鏡を通り抜け、死の国へ旅立つのであった。

  制作:1950年
上映時間:93分
監督:ジャン・コクトー
出演:ジャン・マレー、マリア・カサレス
言語:フランス語(日本語字幕)

ルーヴル – DNP ミュージアムラボ 第10回展 古代ギリシアの名作をめぐって ― 人 神々 英雄
《赤像式萼形クラテル》、通称《アンタイオスのクラテル》
《赤像式萼形クラテル》、通称《アンタイオスのクラテル》
陶器画家エウフロニオスによる署名、陶工エウクシテオス作といわれる
アテナイ、紀元前515‐紀元前510年頃
粘土
高さ44.8 cm、直径 55 cm
チェルヴェーテリ(イタリア) 出土
カンパーナ・コレクション、1861年
古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門
G103(Cp748)
パリ、ルーヴル美術館
© Photo DNP / Philippe Fuzeau
神々どうし、あるいは人間や超人的な力を持つ英雄たちとさまざまなドラマを繰り広げる古代ギリシア神話の神たち。彼らの姿は紀元前に作られた彫像や壺の絵などに生き生きと描写されています。
「古代ギリシアの名作をめぐって — 人 神々 英雄」で紹介するギリシア陶器の傑作、《アンタイオスのクラテル》(壺)に描かれた、敵の巨人アンタイオスを倒すヘラクレスはそのドラマのひとつ。もっともよく知られた英雄の一人であるヘラクレスはゼウス神と人間の女性との間に生まれ、怪物や盗賊を素手で倒すなどの怪力で名をはせました。紀元前6世紀末に活躍したギリシアの画家エウフロニオスは、この《アンタイオスのクラテル》に表現豊かに肉体を描き出しています。
もうひとつの展示作品である彫像《休息するヘラクレス》は、同じくギリシアの彫刻家リュシッポスの作品をもとに作られた模刻。ライオンや牡牛と戦うなどの「12の功業」を終え、棍棒に身を預けてたたずむヘラクレスの美しい筋肉には息をのむばかりです。
この展覧会では、さまざまな鑑賞システムがクラテルや彫刻作品を読み解く鍵となります。アトリビュート(持物(じぶつ))などで古代ギリシアの神々を識別する方法や、解剖学に基づく完璧な人体表現を探求してきた古代ギリシア芸術の進化と、高い造形力の秘密に迫ります。
またこのクラテルは、古代ギリシア時代に「シュンポジオン」と呼ばれた宴会で使われたもの。現代の「シンポジウム」の語源であり、ギリシア語で「共に酒を飲む」という意味であるこの宴会は、男性が集まり、葡萄酒を酌み交わしながら討論やゲームを楽しむ場でした。展示作品のひとつ、《ディオニュソスの仮面》はこのシュンポジオンを司る葡萄酒の神の仮面。会場ではギリシア人にとって重要な社交の場であったシュンポジオンを想像させる空間の中、古代ギリシア音楽の再現を聞きながらその雰囲気を体験することができます。
この展覧会は西洋文化・西洋美術のルーツであり、今もその柱のひとつである古代ギリシア文明と美術を知ることができる貴重な機会です。当時の芸術品を前に人、神々、英雄が織りなす太古の物語を生き生きと感じることができるでしょう。

  日時 2013年6月15日(土)/ 6月29日(土)/ 7月27日(土)
映画:14:30〜(開場14:15/上映時間93分)+第10回展特別鑑賞会16:10〜(閉館 18:00)
  場所
東京都品川区西五反田3-5-20 DNP五反田ビル1F
・「五反田駅」徒歩6分
 JR山手線(西口)/都営浅草線(A2出口)/東急池上線
・東急目黒線「不動前駅」徒歩7分
アクセスマップ
  定員 各100名(満員となり次第締切とさせていただきます)
参加費無料・予約制
 
混雑状況により、展示室への入場、各コンテンツのご体験等お待ちいただく場合があります。

お申し込みはこちらから
・4月20日(土) 終了しました
・4月27日(土) 終了しました
・5月11日(土) 終了しました
・5月18日(土) 終了しました
・6月1日(土) 終了しました
・6月15日(土) 終了しました
・6月29日(土) 終了しました
・7月27日(土) 終了しました

問い合わせ先
ルーヴル ‐ DNPミュージアムラボ カスタマーセンター 電話03-5435-0880
※電話受付時間 月〜木 11:00-17:00/金 11:00-21:00/土・日 9:00-18:00
※月〜金の祝日、年末年始は休み

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