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媒介を意味するフランス語、mediationメディアシオン。ルーヴル美術館は、作品と人をつなぐすべてを「メディアシオン」と呼んでいます。展覧会やカタログ、学芸員はもちろんのこと、レクチャーやワークショップ、そして美術館そのものも、人が作品に出会うとき、作品にまつわる情報を運ぶ重要な媒介となるからです。
DNP大日本印刷は、創業以来、紙媒体から電子媒体、インターネットへと、対応可能なメディアを拡大しながら、時代の求める情報の形態と発信方法、いわば「メディアシオン」の提案を重要な社業と位置づけ、ビジネス・メセナの両面で、社会の中のさまざまなコミュニケーションに貢献してきました。ルーヴル - DNP ミュージアムラボでは、メディアシオンのひとつの完成形として作品を中心とした体験が形作られています。観覧コースだけではなく、ワークショップやレクチャー、シネマなど、ミュージアムラボが提供するすべては、来館者が作品と出会う、完成された体験のためにあると考えています。ミュージアムラボで作品との出会いを体験し、じっくりと鑑賞していただきたいと思います。
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