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今回の取り組みでは、A.「主題」的視点からのアプローチ B.「造形」的視点からのアプローチ C.「展示」を通して作品の見方を広げる の3つの方向性から美術作品の見えかたそのものが変わっていくことの楽しさや驚きを実感していただくワークショップを展開いたしました。 これまで開催されたワークショップのシナリオ概要は個別ページをご覧ください。 グループワークの中核となるツールとして、タブレット端末を用いた展開を行ないました。
A.「主題」とB.「造形」のワークショップで用いるツール 参加者は提示されている作品をドラッグ&ドロップの感覚で自由に動かすことができます。取り扱う作品は任意に選択することが可能です。作品サイズに応じて表示の大きさを変化させることもできます。 作品の拡大縮小や重ね合わせ等、ワークショップの進行と、参加者の興味にあわせ、作品画像をさまざまに用いることができます。さまざまな補助線を書き入れたり、気がついた点や注目箇所にポイントマークを打つこともできます。 端末の内容は適時記録することができます。ワークショップが進行する途中で、いつでも画面をその状態にもどせるので、試行錯誤しながら、何度でも意見集約のやりなおしが可能です。 ファシリテータ(進行役)の利用するホスト端末で、各グループが保存した内容を管理することができます。各グループのグループワークの成果は、ホストPCを通して電子黒板やプロジェクタで参加者相互に共有化することができます。 C.「展示」のワークショップで用いるツール AR(オーグメンテッド・リアリティ=Augmented Reality:拡張現実)の技術を用いています。学校などの日常的に見慣れた空間にルーヴル美術館の作品を展示してみるという体験を通して、場と人と作品との関わりを再確認し、作品に対する多様な見方を広げるワークショップです。 参加者は「作品を展示(撮影)する」と「撮影結果を見る」 タブレット端末に予め用意した作品を自由に選択することができます。 作品を展示したい場所に、ARマーカーを掲示し、タブレットのカメラ越しで見ると実際の美術作品として表示されます。 表示する美術作品は、ARマーカーの大きさを元に、原寸サイズで画面上に表示されます。 撮影した画像は適時記録され確認することができます。 ファシリテータ(進行役)の利用するホスト端末で各グループが記録した内容を管理することができます。各グループのグループワークの成果は、ホストPCを通して電子黒板やプロジェクタで参加者相互に共有化することができます。 |
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