ソフィー・マルモワは、エコール・デュ・ルーヴルを卒業後、1988年ルーヴル美術館古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門に就任、ギリシア陶器を専門とする研究員となる。同部門のギリシア陶器コレクションに関わる10年ごとの目録照合を行い、様々な展覧会の共同企画に従事。現在、巡回展「宗教とギリシア陶器(2013年7月)」の企画委員を務めるかたわら、叢書「古代の壺集成(Corpus Vasorum Antiquorum)」に属する紀元前5世紀アッティカ赤像式の杯に関する専門書を執筆中、またエコール・デュ・ルーヴルにて教鞭をとる。
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