あなたの感覚がひらいた作品は? Sensuous art

No.01 福のり子 京都造形芸術大学教授

実はないんです。

これまで様々な作品に出会ってきたけれど、それぞれに必ず面白いところがあるので、ひとつには絞れないですね。

No.02 大原大次郎 グラフィックデザイナー

建築探検家・作家の坂口恭平氏

僕はいつも「なんだこれは!?」と驚きを感じるモノだったり、「こんなところに注目をしてつくってしまうとは」と独自の切り口で表現されているものに惹かれます。まさに坂口恭平さんは、「作品」というより「人」そのものに衝撃を受けたひとり。坂口さんの活動は、子どもの頃にふと抱いたような疑問や関心が出発点になって、表現がはじまっているような感じがするんです。都市を森として捉えて、裸一貫から生活を始めるにはどうするか?を実践してみたり、一言では括れない彼の活動は書籍にもなっているので是非読んで頂きたいです。僕も自分の中に今ある感覚は、幼少体験などとも繋がっているし、坂口さんのように日々疑問や視点を大切にしながら、デザインをしていきたいと思っています。

※画像の書籍は、『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』(著書:坂口恭平 発行:太田出版)

『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』(著書:坂口恭平 発行:太田出版)