LOUVRE - DNP MUSEUM LAB
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アクティビティ情報
ルーヴル美術館によるシリーズ講演会 レクチャー・ルーヴル 歴史の潮流の中のゴヤ

ルーヴル ‐ DNP ミュージアムラボ第9回展のオープニングを記念して、ルーヴル美術館絵画部門学芸員ギヨーム・キンツによる講演会を開催します。今回の展示作品作家のゴヤについて歴史的な側面からご紹介します。奮ってご参加ください。

18世紀半ばに生まれたゴヤは、啓蒙思想に基づく人文主義が発展する時代の中で成長します。この哲学的な楽観論は、ヨーロッパ史がスペインの運命を揺さぶる以前の、ゴヤの初期作品に見られる明朗さと無邪気さに表れています。しかし、知的な高揚が政治的な高揚を導き、寛容な思想の陰には底意が隠されていました。1808年、ナポレオンがスペインを侵略し、世界一の啓蒙国家と信じられていた国家の暗い側面を見せつけます。啓蒙思想の理想の不測かつ悲劇的なこの変容を失望の眼差しで目撃したゴヤは、目に見えたままの情景を絵に描きます。日常生活の心地よさは危機と入れ替わります。歴史が彼の絵画に現れますが、それはもはや絵画ジャンルの序列で最上位を占めていた古代や聖書の歴史ではなく、それ以降、ゴヤが筆をもって自分の考えを表現することを余儀なくされる現在進行形の歴史です。
(フランス語/日本語同時通訳)


講師:ギヨーム・キンツ
1980年、ストラスブールで生まれたギヨーム・キンツは、政治学の学位を取得した後、美術史の勉強を始めます。17世紀の枢機卿の肖像研究においてローマで修士号を取得し、エクス=アン=プロヴァンスのグラネ美術館のコレクション研究において修士号(マスターII)を取得します。2008年、国立文化遺産研究所にて学位を収め、オーヴェルニュ地方の国立歴史的建造物保存所での勤務を経て、2010年からルーヴル美術館の、スペイン、ポルトガル、ラテン=アメリカの絵画・彫刻コレクションを担当しています。現在の研究内容は、17世紀初頭のスペイン絵画、および、スペイン絵画におけるカラバッジョ派の傾向と自然主義の潮流との関係についてです。また、メキシコ美術、ベラスケス、ゴヤ、ルイ=フィリップのスペイン美術館の歴史に関わる様々な研究に取り組んでいます。

  講演会詳細
  日時 2012年4月28日(土) 15:00-16:00
  アクセス
アクセス 東京都品川区西五反田3-5-20 DNP五反田ビル1F
・JR山手線・都営地下鉄浅草線・東急池上線五反田駅 徒歩6分
・東急目黒線不動前駅 徒歩7分
*お車でのご来館はご遠慮ください。
アクセスマップ
  定員 100名(満員となり次第締切とさせていただきます)
  参加無料

終了しました

問い合わせ先
ルーヴル - DNP ミュージアムラボ カスタマーセンター
電話番号:03-5435-0880
※電話受付時間 平日 11:00~17:00(土・日・祝日は休み)

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